ユーロ圏物価2・6%上昇 7月、伸び率拡大
【ウィーン共同】欧州連合(EU)統計局が31日発表したユーロ圏20カ国の7月の消費者物価指数(速報値)は、前年同月と比べて2・6%上昇した。エネルギー価格の上昇などが影響し、伸び率は前月から0・1ポイント拡大した。物価上昇圧力が依然として根強いことを示した。
欧州中央銀行(ECB)は6月、インフレの鈍化を踏まえ、4年9カ月ぶりに政策金利を引き下げた。ただ、インフレ再燃の懸念が拭えないとして、7月の理事会では金利の維持を決めた。物価動向などを見極めた上で、9月会合で追加利下げの是非を判断する。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「経済」記事一覧-
7月の為替介入5・5兆円 2日間実施濃厚、円安対応
共同通信 -
住宅ローン変動金利、上昇へ 預金利息は増、日銀追加利上げで
共同通信 -
デジタル人材、各省庁別枠で増員 25年度定員要求
共同通信 -
高島屋岐阜、47年歴史に幕 百貨店なし4県目
共同通信 -
中小の企業年金制度、拡充へ 一部でイデコと併用可能に
共同通信 -
5兆5348億円の為替介入と財務省
共同通信 -
円上昇、一時150円台後半 追加利上げ、総裁発言で
共同通信 -
日銀追加利上げ0・25%に 国債購入3兆円に半減
共同通信 -
神田財務官、道半ばの退任 熱血漢、円安と格闘も反転ならず
共同通信 -
北九州に台湾半導体大手 ASE、工場建設視野
共同通信