佐賀の新駐屯地工事中止求め提訴 245人、オスプレイ配備計画で

共同通信 2024年7月29日 17:33
 提訴後に記者会見する東島浩幸弁護士(中央右)ら=29日午後、佐賀市
 提訴後に記者会見する東島浩幸弁護士(中央右)ら=29日午後、佐賀市

 陸上自衛隊の輸送機V22オスプレイの佐賀空港配備計画で、事故に巻き込まれる恐れがあるなどとして、佐賀や福岡、長崎各県などの住民を中心とした245人が29日、国が建設中の新駐屯地工事差し止めを求め、佐賀地裁に提訴した。

 住民らが提訴後、佐賀市内で記者会見し、原告の一人で、同市の無職下村信広さん(74)が「絶対に基地建設はストップをかけなければいけない。黙っていれば認めたことになる」と意気込んだ。

 原告側は、新駐屯地が「軍事拠点」として、戦争に巻き込まれる切迫した危険性があると主張。平常時も機体の墜落や部品落下、騒音などによる被害が生じ、人格権侵害だと訴えている。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧