再建中の首里城正殿に羽目板搬入 リスの彫刻、玉座の周り装飾

共同通信 2024年7月22日 19:36
 繁栄の象徴とされるリスやブドウが彫刻で表現された「羽目板」=22日午後、那覇市
 繁栄の象徴とされるリスやブドウが彫刻で表現された「羽目板」=22日午後、那覇市

 2019年の火災で大半が焼失し再建中の首里城(那覇市)の正殿に22日、「羽目板」と呼ばれる板状の彫刻物が搬入され、報道陣に公開された。羽目板は琉球王国時代に国王の玉座が安置されていた台座「須弥壇」の飾りに用いられ、繁栄の象徴とされるリスやブドウの文様が生き生きとした彫刻で描かれている。今後色付けをした上で須弥壇の周囲に取り付ける。

 板は奈良県産のヒノキ製で計12枚。2種類のサイズがあり、大きいものは縦約14センチ、横約50センチ。沖縄県立芸術大の教員たちが、16~17世紀ごろの琉球漆器の文様を参考に下絵のデザインから手がけた。

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