競技人生の危機から五輪へ スケボー・永原悠路、誓いを胸に

共同通信 2024年7月22日 16:20
 5月のパリ五輪予選シリーズで演技する永原悠路=上海(共同)
 5月のパリ五輪予選シリーズで演技する永原悠路=上海(共同)

 選手生命を脅かすほどの大けがを乗り越え、初舞台に挑む。スケートボード男子パークで19歳の永原悠路(太陽ホールディングス)は2021年6月、右大腿骨開放骨折に見舞われた。骨が皮膚を突き破って露出し「スケボー人生が終わってしまうんじゃないか」と目の前は真っ暗。どん底からはい上がってきた。

 当時は東京五輪出場を逃した失意で「目標がなく、ふらふらしていた」時期。転機はテレビ観戦した五輪だった。日本勢のメダルラッシュに沸く中、男子パークは決勝にも届かない。「自分がやるべきだ。自分ならできる」。そう固く誓った。

 パリ五輪予選を兼ねた昨年の世界選手権で7位。日本勢でただ一人、出場権をつかんだ。

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