カナダ、日韓と漁業監視 太平洋を空中パトロール

共同通信 2024年7月22日 05:10
 カナダ政府が日本、韓国の漁業監督官と合同で実施した、違法漁業の空中監視で使われた航空機=9日、北海道千歳市
 カナダ政府が日本、韓国の漁業監督官と合同で実施した、違法漁業の空中監視で使われた航空機=9日、北海道千歳市

 カナダ政府が日本、韓国の漁業監督官と合同で実施した北太平洋公海上の違法操業の空中監視活動が21日終了した。新千歳空港(北海道)を拠点に9日から実施していた。活動自体は1993年から行われており、日本に加え、今回初めて韓国の漁業監督官も参加した。

 カナダ政府は水産資源を保護するため、レーダーを備えた航空機を使ったパトロールを実施しており、2012年からは大規模船団が操業する海域に近い北海道も拠点としている。昨年は400隻以上の船を監視し、生きたサメのヒレだけをとる「フィニング」など、58件の違法疑いのある操業を確認した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧