停戦交渉進展へ首相説得か ガザ巡りイスラエル交渉団

共同通信 2024年7月19日 09:42
 18日、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファのイスラエル軍を訪問した同国のネタニヤフ首相(ロイター=共同)
 18日、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファのイスラエル軍を訪問した同国のネタニヤフ首相(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】イスラエルメディアは18日、パレスチナ自治区ガザの停戦交渉を巡り、イスラエルの交渉団がネタニヤフ首相との意見の相違を埋めるため、新たな条件を作成していると報じた。交渉団を率いる対外特務機関モサドのバルネア長官は、ネタニヤフ氏が新たな条件を承認しない限り、交渉を進めない考えを示したという。

 ネタニヤフ氏は連立政権を組む対パレスチナ強硬派の極右政党に配慮しているとされ、ガザ住民の移動を監視する体制の確立などを要求。バルネア氏はイスラム組織ハマスとの交渉を妨害しかねないと反発していた。

 イスラエル軍は18日、レバノン東部を空爆し、ハマス戦闘員を殺害した。

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