県営住宅家賃を過大徴収、群馬 40年以上の可能性も
![記者会見する群馬県の山本一太知事=18日午後、群馬県庁](/sites/default/files/images/newspack/2024-07PN2024071801001822.-.-.CI0003.jpg)
群馬県は18日、県営住宅の家賃を誤って過大に徴収していたと発表した。40年以上にわたり誤徴収していた可能性もあり、県は「累計は相当な額に及ぶかもしれない」との見立てを示した。
入居世帯の収入に応じて家賃を決めるが、名義人が(1)70歳以上で同居の子に扶養されている(2)所得48万円以下の70歳以上で配偶者と同居―などの場合に必要な控除をしていなかった。県などが発行する入居申し込みの案内書で、控除の記載が誤っており、県も算定の際に使用していたという。
今年4~6月に35世帯から計56万7千円を過大徴収していた。昨年度以前は調査中。