トクホも健康被害の報告義務化 機能性食品制度改革に併せ

共同通信 2024年7月18日 18:54
 消費者庁が入居している超高層ビル、「山王パークタワー」
 消費者庁が入居している超高層ビル、「山王パークタワー」

 消費者庁の新井ゆたか長官は18日の定例記者会見で「特定保健用食品(トクホ)」について、健康被害と疑われると医師が診断した情報の、事業者による報告義務化を、機能性表示食品と併せて9月から実施する方針を明らかにした。小林製薬の「紅こうじ」サプリメントを巡る健康被害問題を受けた制度改革の一環。内閣府令の通知を改正する必要があり、19日にパブリックコメント(意見公募)を始める。

 機能性表示食品と同じく、トクホの中でもサプリメントについては品質と衛生管理に関する基準である「GMP(適正製造規範)」に基づく製造と品質管理を義務化する方針が検討されており、2026年9月の実施を目指す。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧