心の不調、若い世代7割「身近」 厚生労働白書案

共同通信 2024年7月17日 18:50

 政府が近くまとめる2024年版の厚生労働白書の案が17日分かった。精神障害などにより日常生活に支障が出る「こころの不調」を身近に感じる人は、70代以降で30%未満なのに対し、20代30代では70%以上に達するとの調査結果を盛り込んだ。若い世代で「不調に対する理解や共感が広まっている」として、幅広い年齢層に理解を広げるための情報発信の必要性などを指摘した。今夏の閣議で報告する。

 こころの不調を「身近に感じる」「どちらかといえば身近に感じる」と回答した人の合計は20代で72・7%、30代も72・6%。40代、50代では徐々に低下し、60代は43・0%、70代以降は29・6%だった。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「医療」記事一覧