熊本港一帯「みなとオアシス」認定 国交省、県内4カ所目 熊本市「イベント充実させる」

熊本日日新聞 2024年7月17日 20:30
みなとオアシスに認定された熊本港フェリーターミナル周辺=熊本市西区(市提供)
みなとオアシスに認定された熊本港フェリーターミナル周辺=熊本市西区(市提供)

 国土交通省は、港を核とした地域づくりに生かす「みなとオアシス」に、熊本市西区の熊本港一帯を認定した。15日付。県内では牛深港(天草市)、富岡港(苓北町)、八代港(八代市)一帯に次いで4カ所目。

 みなとオアシスは、地域住民の交流や観光振興につながる旅客施設や物販店、レストランなど港の施設を認定する制度で、2003年に始まった。認定されると、専用ホームページで見どころや交通アクセスなどの情報が紹介される。

稲田雅裕・国土交通省港湾局長(左)から「みなとオアシス」の登録証を受け取る大西一史・熊本市長(右)=熊本市西区(市提供)
稲田雅裕・国土交通省港湾局長(左)から「みなとオアシス」の登録証を受け取る大西一史・熊本市長(右)=熊本市西区(市提供)

 熊本港一帯では、物産館やカフェを備えた「フェリーターミナル」、社交ダンスや音楽の発表会が開かれる「ハーバーピア」、芝生広場、親水緑地広場の4施設を認定した。市は認定を機に、熊本港一帯で住民らが開くイベントを充実させるという。

 15日に現地であった式典には約30人が出席し、稲田雅裕・国交省港湾局長が大西一史市長に登録証を交付した。市は「港の魅力を知ってもらい、気軽に立ち寄れる場所を目指したい」としている。(臼杵大介)

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
熊本のニュース