深夜割見直し、来年3月ごろ 高速道路3社、走行距離上限も

共同通信 2024年7月12日 19:17
 東名高速道路の東京料金所前で、深夜割引が適用される午前0時を待つため滞留するトラック=2020年12月、川崎市(中日本高速道路提供)
 東名高速道路の東京料金所前で、深夜割引が適用される午前0時を待つため滞留するトラック=2020年12月、川崎市(中日本高速道路提供)

 東日本、中日本、西日本の高速道路3社は12日、2024年度中としていた深夜割引の見直し時期を来年3月ごろにすると発表した。トラックドライバーの労働環境改善などを狙い、午後10時~午前5時の7時間に走行した分に限り、割引を適用するのが柱。時間内に少しでも距離を稼ごうと速度超過するのを防ぐため、走行距離に上限を設け割引額を算出する。

 現在の深夜割引は午前0~4時の4時間で、この時間帯に少しでもかかれば、走行分の全てが30%引きになる。このため出口付近では、午前0時になるのを待つトラックなどの滞留を招いている。

 割引は自動料金収受システム(ETC)搭載車が対象。

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