産山村の魅力、ピザにのせて 「うぶやま牧場」リニューアル ピザ窯備えたレストラン 地元の子どもら招きセレモニー

熊本日日新聞 2024年7月12日 20:37
イタリアンレストランのまき窯(右)でピザを焼く従業員と、見学する子どもたち=7日、産山村
イタリアンレストランのまき窯(右)でピザを焼く従業員と、見学する子どもたち=7日、産山村
うぶやま牧場がUBUYAMA PLACEとして新装されたレストランの外観=7日、産山村
うぶやま牧場がUBUYAMA PLACEとして新装されたレストランの外観=7日、産山村

 産山村山鹿の観光交流施設「うぶやま牧場」が、新たにピザ窯を設けてイタリアンレストランを備えた「UBUYAMA PLACE」として13日に開店した。7日の祝賀セレモニーでは、招かれた義務教育学校「産山学園」の子どもと保護者らが出来たてのピザを味わった。

 うぶやま牧場は村が1996年、地域振興の核として開設した。標高約730メートルの高原にあり、広さ約6ヘクタール。レストランのある本館と乳製品加工場、パークゴルフ場を備える。

 2022年度からは、和牛生産などを手がけるカミチクグループの九州産直市場(鹿児島市)が指定管理者として運営。首都圏などで飲食店を展開するMOTHERS(東京)を誘致し、4月以降、レストラン(約100席)の改修を進めてきた。

新装を祝い、テープカットする関係者ら=7日、産山村
新装を祝い、テープカットする関係者ら=7日、産山村
焼きたてのピザを味わう子どもたちと保護者ら=7日、産山村
焼きたてのピザを味わう子どもたちと保護者ら=7日、産山村

 セレモニーでは市原正文村長が「村への集客の目玉となる施設になった。村の農産物を食材に使ってもらい、村の魅力を伝えたい」とあいさつ。参加者は生まれ変わった施設で、隣接の加工場で作ったチーズをのせたピザを頰張った。ピザ窯はイタリアから輸入したという。

 産山学園9年の生徒(14)は「ピザはわずか1分半で焼き上がり、びっくり。生地がモチモチしてチーズも濃厚。にぎわって豊かな村になってほしい」と話した。(宮崎あずさ)

イタリアンレストランのまき窯で焼き上がったピザ=7日、産山村
イタリアンレストランのまき窯で焼き上がったピザ=7日、産山村
産山村のイメージキャラクターうぶちゃんも祝福。中央は市原正文村長=7日、産山村
産山村のイメージキャラクターうぶちゃんも祝福。中央は市原正文村長=7日、産山村

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