iPSから「爪幹細胞」作製 爪や指先の再生に期待
人工多能性幹細胞(iPS細胞)をもとに、爪を作り出す「爪幹細胞」や指の形成に必要な遺伝子を含む細胞の塊を作ることに成功したと5日までに関西医大のチームが米学術誌に発表した。爪や指先の再生医療への応用が期待できる技術だとしている。
チームはiPS細胞から手足のもとになる構造を作製して培養した。通常は培養すると育つ途中で内側が壊死してしまいそれ以上大きくならないという問題があった。今回は培地を常に動かして新鮮な環境に保つことで、長時間育てることに成功した。
成長した細胞の塊を調べたところ、指の発生に関連する複数の遺伝子が発現していることが分かった。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「医療」記事一覧-
沢井、タミフル後発薬の供給停止 インフル流行で製造追いつかず
共同通信 -
「インシデント隠蔽」投稿 千葉大病院看護師か、内部調査
共同通信 -
呼吸器感染「予想の範囲」 中国の状況にWHO
共同通信 -
米国で鳥インフルエンザ初の死者 南部ルイジアナ州で、高齢の患者
共同通信 -
中国、呼吸器感染症が拡大 インドでも確認、ベトナムは注視
共同通信 -
付き添い入院、寝具費を補助 親負担軽減へ初の支援策
共同通信 -
酒に「がんのリスク」表示を 米国の医務総監が勧奨
共同通信 -
WHO、中国にデータ共有要請 コロナ起源巡り
共同通信 -
中国、コロナ初確認から5年 不満募る武漢、米中対立再燃も
共同通信 -
高齢化社会対応、日本は15位 1位スイス、国際チームが採点
共同通信