元役員に懲役1年10月求刑 東京五輪談合、イベント会社
東京五輪・パラリンピックの大会運営事業を巡る談合事件で、独禁法違反(不当な取引制限)の罪に問われたイベント制作会社セレスポと、同社の元専務取締役鎌田義次被告(61)の公判が3日、東京地裁であった。検察側は「自由な競争による選定を骨抜きにした」として、同社に罰金2億8千万円、鎌田被告に懲役1年10月を求刑した。
弁護側が12日に最終弁論し、結審する予定。
検察側は論告で、大会組織委員会大会運営局の元次長と電通の元幹部らが受注予定事業者を調整していることを把握しながら、鎌田被告は割り振りに従って入札したと指摘。セレスポは約52億円の利益を得たとし「刑事責任は重い」とした。
RECOMMEND
あなたにおすすめNEWS LIST
全国のニュース 「社会」記事一覧-
中国船1隻が尖閣周辺の領海出る
共同通信 -
知床の運航判断「共同不法行為」 乗客家族が15億円賠償請求
共同通信 -
ニホンライチョウ8羽ふ化、長野 つがい2組が14個産卵
共同通信 -
PRIDE元格闘家を起訴 さいたま地検、妻は不起訴
共同通信 -
潜水艦乗組員に金品提供か 川崎重工、十数億円流用の疑いも
共同通信 -
新生児遺棄、母親を逮捕 警視庁、殺人未遂容疑
共同通信 -
KADOKAWA漏えい影響拡大 書籍出荷が滞り、株価2割下落
共同通信 -
部活中、砲丸が当たり大けが 中1生徒の頭部に、富山・上市
共同通信 -
「亡くなった妻が保管」 赤ちゃん3遺体で通報の住人男性
共同通信 -
個人情報も、29万件漏えい 和歌山や徳島、各地で被害
共同通信