中国、新興・途上国と連携強化へ 習氏、米主導の国際秩序に対抗
![「平和共存5原則」発表70年の記念大会で演説する中国の習近平国家主席=28日、北京の人民大会堂(共同)](/sites/default/files/images/newspack/2024-06PN2024062801001832.-.-.CI0003.jpg)
【北京共同】中国の習近平国家主席は28日、北京の人民大会堂で開かれた外交基本原則「平和共存5原則」発表70年の記念大会で演説した。新興・途上国「グローバルサウス」との連携強化の姿勢を鮮明にし、平和維持や経済発展に貢献できると主張。米国主導の国際秩序に対抗する形で「中国は各国と力を合わせ、平等で秩序ある世界を推進してきた」と訴えた。
大会にはブラジルやエジプトなど各国の要人らが参加。習氏は平和共存5原則は「弱小国の利益と訴えを守り、帝国主義や覇権主義に反対」することが出発点になっていると強調。米国を念頭に「腕力のあるものの言いなりになってはいけない」と持論を展開した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「国際」記事一覧-
イラン大統領決選投票、激戦か 投票率、強硬派動向が左右
共同通信 -
中国、血を売る若者らが後絶たず 息子亡くした父の告発で発覚
共同通信 -
金正恩氏のバッジ初登場 内部統率に自信か
共同通信 -
中国共産党員、9918万人 2023年末時点
共同通信 -
蘇州の邦人切り付け、無差別か 中国人男、社会に不満も
共同通信 -
EU、ウクライナ支援に暗雲 親ロシアのハンガリーが議長国に
共同通信 -
中国、スマホ検査の規定施行 外国人の監視強化も
共同通信 -
仏総選挙、第1回投票始まる 極右急拡大、与党大敗か
共同通信 -
バイデン氏、9月に再び討論参加 交代論鎮静へ意欲強調
共同通信 -
エルトン・ジョンさん労働党支持 7月4日の英総選挙
共同通信