官僚、依然未明まで残業 国会答弁作成終了は午前1時前

共同通信 2024年6月29日 14:42
 国会議事堂(右手前)と霞が関(左)など=2022年10月、東京都千代田区
 国会議事堂(右手前)と霞が関(左)など=2022年10月、東京都千代田区

 内閣人事局は28日、国会での議員の質問に対する政府側答弁を事前に官僚が作成する業務に関し、今年の通常国会を対象にした調査結果を発表した。答弁を作り終えた平均時刻は委員会開催当日の午前0時48分だった。昨年の通常国会より54分早まったが、残業が未明まで続く状態は変わらなかった。

 議員が質問内容を伝える「質問通告」が出そろった時刻の平均は、委員会前日の午後6時18分で8分早くなった。河野太郎国家公務員制度担当相は記者会見で「委員会前々日に質問の通告をいただけるような改善が必要だ」と訴えた。

 調査期間は衆参両院予算委員会で2024年度予算案の審議が行われていた2月5日~3月31日。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「政治」記事一覧