侵攻2年「状況改善せず」 現地赤十字、支援継続訴え

共同通信 2024年6月21日 08:43
 活動を説明するウクライナ赤十字社のマキシム・ドツェンコ事務総長=20日、東京都港区
 活動を説明するウクライナ赤十字社のマキシム・ドツェンコ事務総長=20日、東京都港区
 ロシアの無人機攻撃を受けたアパートの脇に、亡くなった子どもの写真や花が手向けられていた=3月、ウクライナ・オデッサ(共同)
 ロシアの無人機攻撃を受けたアパートの脇に、亡くなった子どもの写真や花が手向けられていた=3月、ウクライナ・オデッサ(共同)

 ウクライナ赤十字社のマキシム・ドツェンコ事務総長らが20日、日本赤十字社(東京都港区)で現地の状況を説明した。ロシアによる侵攻が2年余り続く中、市民のニーズが変化し支援が複雑化していると指摘。多くの人が家や仕事を失い「新しい現実を生きなければならない。状況が良くなっているということはない」と支援継続を訴えた。

 ドツェンコ氏は国際社会の関心低下を懸念し「戦争は終わっていない。関心が薄れれば国民は希望を失っていく」と述べた。

 侵攻後、ウクライナ赤十字社が支援した人は1250万人を超える。巡回診療や心のケア、避難援助など内容は多岐にわたる。ロシア軍によるインフラ攻撃も各地に続いている。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧