帯状疱疹ワクチン定期化異論なし 厚労省の専門委
皮膚に痛みやかゆみを伴う発疹ができる帯状疱疹のワクチンについて、厚生労働省の専門委員会は20日、費用を公費で支援する定期接種化しても差し支えないとの意見をまとめた。今後、上位の部会で対象年齢や定期接種を始める時期などを議論し、最終判断する。
国立感染症研究所の資料によると、帯状疱疹は水痘(水ぼうそう)のウイルスが原因。過去に感染し、神経に潜伏していたウイルスが、加齢や疲労による免疫力の低下に伴い活性化して発症する。
専門委はこの日、ワクチンの安全性や費用対効果などを踏まえ「(定期接種化に)学術的な異論はない」と結論付けた。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「医療」記事一覧-
薬価、一律引き下げ見直し 政府、2500億円抑制へ
共同通信 -
在宅医療患者1日23万人で最多 23年調査、入院は最少更新
共同通信 -
インフル流行「注意報レベル」 前週比2倍超、全国で増
共同通信 -
コロナ感染者3週連続増 前週比1・27倍、厚労省発表
共同通信 -
内密出産「慎重に議論」 三原こども担当相
共同通信 -
電子処方箋トラブルで点検 24日まで発行停止
共同通信 -
東京科学大で1月に心臓移植施設 26年稼働、待機状況改善目指す
共同通信 -
マイナ保険証解除が1万件超 1カ月で、制度に不信感か
共同通信 -
米初の鳥インフル重症患者 南部、病気の鳥と接触
共同通信 -
薬価2500億円引き下げ 国費600億円減、25年度
共同通信