京都賞に英教授ら3氏 稲盛財団が発表
稲盛財団(京都市)は14日、科学や芸術分野での優れた功績をたたえる第39回京都賞の受賞者に、自然界に存在しない性質を持つ物質「メタマテリアル」の理論構築で材料科学分野に貢献した英インペリアル・カレッジ・ロンドンのジョン・ペンドリー教授(80)ら3氏が決まったと発表した。
先端技術部門で選ばれたペンドリー氏は、素材の表面などに微細構造体を設計することでメタマテリアルを実現できると理論的に示した。
基礎科学部門にカナダ・ビクトリア大のポール・F・ホフマン客員教授(83)、思想・芸術部門で米国生まれの振付家ウィリアム・フォーサイス氏(74)が決まった。
3氏にはそれぞれ賞金1億円が贈られる。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
エネルギー改革の進展鈍化 世界経済フォーラムが調査報告書
共同通信 -
月面探査「経験伝え、若手支援」 JAXAの古川飛行士
共同通信 -
レアメタル含む岩石2億トン 南鳥島沖、25年採取目指す
共同通信 -
西日本のPCBを受け入れへ 北海道室蘭市、25年度末まで
共同通信 -
JAXAにサイバー攻撃 昨年以降、外部機関の情報流出か
共同通信 -
筋ジスの遺伝子治療薬、対象拡大 米FDA、年齢上限を撤廃
共同通信 -
血液由来物質で蚊「満腹」を発見 媒介感染症の抑制期待、米科学誌
共同通信 -
福島第1原発、作業7割で要改善 トラブル続発、東電が総点検
共同通信 -
浪江町の特定帰還居住区域で除染 大熊、双葉に続く県内3例目
共同通信 -
高速炉開発、原子力機構に新組織 もんじゅ後継、実現目指す
共同通信