東電柏崎原発、全検査完了 設備面の再稼働準備整う

共同通信 2024年6月13日 10:38

 東京電力は13日、柏崎刈羽原発7号機(新潟県)で実施していた再稼働に向けた検査を、12日までに全て終えたと発表した。設備面での準備が整った。実際の再稼働には新潟県の花角英世知事の同意が必要で、東電は「時期は未定」としている。

 東電によると、7号機は4月15日に原子炉への核燃料装填を開始し、同26日に完了。原子炉圧力容器や格納容器など主要機器の確認を6月1日までに終え、その後、原子炉建屋内の配管や弁の開閉状況などを確認していた。

 燃料の核分裂を抑えている制御棒を引き抜けば原子炉が起動し、再稼働となる。引き抜きには原子力規制委員会の承認が必要だが、東電は規制委への申請時期は未定としている。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧