東電柏崎原発、全検査完了 設備面の再稼働準備整う
東京電力は13日、柏崎刈羽原発7号機(新潟県)で実施していた再稼働に向けた検査を、12日までに全て終えたと発表した。設備面での準備が整った。実際の再稼働には新潟県の花角英世知事の同意が必要で、東電は「時期は未定」としている。
東電によると、7号機は4月15日に原子炉への核燃料装填を開始し、同26日に完了。原子炉圧力容器や格納容器など主要機器の確認を6月1日までに終え、その後、原子炉建屋内の配管や弁の開閉状況などを確認していた。
燃料の核分裂を抑えている制御棒を引き抜けば原子炉が起動し、再稼働となる。引き抜きには原子力規制委員会の承認が必要だが、東電は規制委への申請時期は未定としている。
RECOMMEND
あなたにおすすめNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
老化卵子の染色体異常解明、理研 マウス実験、流産メカニズム理解
共同通信 -
原発の処理水放出「基準に適合」 IAEA、2回目報告書
共同通信 -
女川原発、再稼働11月に延期 東北電力、仮設倉庫の撤去遅れ
共同通信 -
帯状疱疹、65歳に定期接種 厚労省部会、ワクチン支援で案
共同通信 -
コスモス国際賞に英博士 生物保全科学の先駆者
共同通信 -
JR東海社長、水位低下で釈明 「原因究明考えた」、リニア工事
共同通信 -
規制委、東電と意見交換 デブリ取り出し安全確保で
共同通信 -
知床基地局を整備する影響照会 ユネスコ、日本政府に
共同通信 -
有人気球で高度2万メートル到達 宇宙遊覧目指す北海道内企業
共同通信 -
情報収集衛星、9月に打ち上げ H2Aロケット49号機
共同通信