角川歴彦被告が手記刊行へ 「人質司法」と捜査批判

共同通信 2024年6月12日 15:19
 角川歴彦被告
 角川歴彦被告

 東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で起訴された出版大手KADOKAWA前会長の角川歴彦被告(80)が、7カ月余りにわたる勾留体験を記した手記「人間の証明 勾留226日と私の生存権について」を刊行することが12日、分かった。リトルモアから27日に発売予定。英語版も同時出版する。

 出版社によると、手記は自らが勾留中に受けた過酷な取り調べを明かし、身体を拘束して自白を強要する捜査を「人質司法」と批判。その非人道性や違法性を問う内容だとしている。

 角川被告は2022年9月に大会組織委員会元理事への贈賄の疑いで逮捕され、会長を辞任。23年4月に保釈され起訴内容を否認している。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「文化・芸能」記事一覧