25年秋の朝ドラ「ばけばけ」 「怪談」小泉八雲の妻がモデル
![NHK連続テレビ小説「ばけばけ」のモデルとなる小泉セツ(右)と、夫のラフカディオ・ハーン(小泉八雲記念館提供)](/sites/default/files/images/newspack/2024-06PN2024061201000882.-.-.CI0003.jpg)
NHK大阪放送局は12日、来年秋開始予定の連続テレビ小説が、「怪談」で知られる明治時代の文豪ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の妻、小泉セツをモデルにした「ばけばけ」に決まったと発表した。脚本はふじきみつ彦さんが担当する。
明治時代の松江などが舞台。急速に西洋化が進む中で埋もれてきた名もなき人々の心の物語を、その代弁者として語り紡いだ夫婦の物語。ヒロインの松野トキ役などはオーディションで決める。クランクインは2025年春を予定している。
ふじきさんは「セツさんは特別なことを成し遂げたりとてつもない夢をかなえたりした人ではありません。だからこそいとおしいのです」とコメントしている。