AI技術が高度化、国際競争激化 24年版「科学技術白書」
政府は11日、生成AIが急速に発展した背景や、国内外の研究開発動向、活用事例を特集した2024年版の「科学技術・イノベーション白書」を閣議決定した。多様化・高度化するAI技術が社会に与える影響は大きく、国際競争も激化していると強調している。
AIに関する論文の数は世界で2010年以降3倍以上になり、IT大手や新興企業が技術革新を先導する米国と、大量のデータを持ち国家主導で戦略的投資をする中国が圧倒的だと指摘した。国内では人材や研究資金の確保など課題が多いとしている。今後、行政や製造業などさまざまな業界でAIの利用が進むことを念頭に、倫理的・法的・社会的課題への対応が必要だとした。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
老化卵子の染色体異常解明、理研 マウス実験、流産メカニズム理解
共同通信 -
原発の処理水放出「基準に適合」 IAEA、2回目報告書
共同通信 -
女川原発、再稼働11月に延期 東北電力、仮設倉庫の撤去遅れ
共同通信 -
帯状疱疹、65歳に定期接種 厚労省部会、ワクチン支援で案
共同通信 -
コスモス国際賞に英博士 生物保全科学の先駆者
共同通信 -
JR東海社長、水位低下で釈明 「原因究明考えた」、リニア工事
共同通信 -
規制委、東電と意見交換 デブリ取り出し安全確保で
共同通信 -
知床基地局を整備する影響照会 ユネスコ、日本政府に
共同通信 -
有人気球で高度2万メートル到達 宇宙遊覧目指す北海道内企業
共同通信 -
情報収集衛星、9月に打ち上げ H2Aロケット49号機
共同通信