魯迅と交流、内山の所蔵品競売 直筆サイン本、2000万円超

共同通信 2024年6月9日 16:48
 北京で開かれた、文豪魯迅らと交流を深めた内山完造ゆかりの所蔵品のオークション=9日(共同)
 北京で開かれた、文豪魯迅らと交流を深めた内山完造ゆかりの所蔵品のオークション=9日(共同)

 【北京共同】20世紀初頭の中国・上海で書店を開き、文豪魯迅らと交流を深めた岡山県出身の内山完造(1885~1959年)に中国の文化人らが送った書簡をはじめ内山ゆかりの所蔵品約260点が9日、北京でオークションに出された。魯迅が内山の弟に贈った自筆サイン入り書籍が105万元(約2270万円)で競り落とされるなど高値で取引された。

 内山が上海で経営していた「内山書店」は魯迅ら文化人が常連客として名を連ねたことで知られ、2021年には天津で約76年ぶりに復活。北京中心部の書店で9日行われた競売会には、劇作家の田漢が送った年賀状や、著名な画家劉海粟がしたためた礼状などが出品された。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「文化・芸能」記事一覧