柏崎原発事故時の避難路に交付金 内閣府、本年度から調査

共同通信 2024年6月7日 12:06
 新潟県の東京電力柏崎刈羽原発=2021年4月
 新潟県の東京電力柏崎刈羽原発=2021年4月

 伊藤信太郎原子力防災担当相は7日の閣議後記者会見で、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)の事故時の避難路整備に向けた事前調査に、本年度から内閣府の交付金を充てることを明らかにした。調査は柏崎市などが行い、結果を踏まえて来年度以降の整備方針を決定する。

 伊藤氏は6日に新潟県の花角英世知事と面会し、国が整備費用を全額負担する方針を伝えていた。北陸自動車道米山サービスエリア(柏崎市)の緊急進入路や県道整備の調査に、内閣府の「原子力発電施設等緊急時安全対策交付金」を使う。

 他に県などが求めている柏崎市内2カ所でのスマートインターチェンジ新設などは、経済産業省で予算確保するという。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧