長野でライチョウが9個産卵 雌2羽、大町山岳博物館
長野県大町市の大町山岳博物館は4日、博物館で飼育している国の特別天然記念物ニホンライチョウの雌2羽が5月25日から4日までに計9個の卵を産んだと発表した。今後、人工的に温めるための機器に卵を移し、有精卵であれば約3週間でふ化するという。
博物館によると、2019年に同館でふ化した雄と組み、24年1月に富山市ファミリーパークから受け入れた雌が4個を産んだ。このほか24年2月に横浜市繁殖センターから繁殖のために交換で来た雄とペアになり、博物館で21年にふ化した雌が5個を産んだ。
博物館では例年この時期にライチョウの産卵があり、今後も1日おきに1個ずつ産むことが見込まれると説明している。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
老化卵子の染色体異常解明、理研 マウス実験、流産メカニズム理解
共同通信 -
原発の処理水放出「基準に適合」 IAEA、2回目報告書
共同通信 -
女川原発、再稼働11月に延期 東北電力、仮設倉庫の撤去遅れ
共同通信 -
帯状疱疹、65歳に定期接種 厚労省部会、ワクチン支援で案
共同通信 -
コスモス国際賞に英博士 生物保全科学の先駆者
共同通信 -
JR東海社長、水位低下で釈明 「原因究明考えた」、リニア工事
共同通信 -
規制委、東電と意見交換 デブリ取り出し安全確保で
共同通信 -
知床基地局を整備する影響照会 ユネスコ、日本政府に
共同通信 -
有人気球で高度2万メートル到達 宇宙遊覧目指す北海道内企業
共同通信 -
情報収集衛星、9月に打ち上げ H2Aロケット49号機
共同通信