中国探査機、月裏側に着陸 世界初のサンプル持ち帰りへ

共同通信 2024年6月2日 17:18
 2日、北京の宇宙飛行管制センターのモニターに映し出された、中国の無人月面探査機「嫦娥6号」が月の裏側に着陸するイメージ(新華社=共同)
 2日、北京の宇宙飛行管制センターのモニターに映し出された、中国の無人月面探査機「嫦娥6号」が月の裏側に着陸するイメージ(新華社=共同)
 5月、無人月面探査機「嫦娥6号」を搭載し、打ち上げられる運搬ロケット「長征5号遥8」=中国海南省文昌(新華社=共同)
 5月、無人月面探査機「嫦娥6号」を搭載し、打ち上げられる運搬ロケット「長征5号遥8」=中国海南省文昌(新華社=共同)
 中国の無人月面探査機「嫦娥6号」が着陸時に撮影したとする月の裏側の画像(中国国家宇宙局のサイトから、共同)
 中国の無人月面探査機「嫦娥6号」が着陸時に撮影したとする月の裏側の画像(中国国家宇宙局のサイトから、共同)

 【北京共同】月の裏側から世界で初めて試料(サンプル)の持ち帰りを目指す中国の無人月面探査機「嫦娥6号」が2日、予定区域への着陸に成功した。新華社が伝えた。岩や土壌などのサンプルを採取し、地球に持ち帰る。「宇宙強国」を掲げる習近平指導部は計画を成功させ、米国やインドなどと競争が激化する宇宙開発をリードしたい考えだ。

 嫦娥6号は着陸直前にエンジンを停止し、衝撃緩和システムを使って月裏側の南極域に軟着陸した。

 国営中央テレビによると、嫦娥6号は着陸から48時間以内にロボットアームやドリルを使って月面や地中にある土壌や岩石を採取し、容器に入れて地球へ運ぶ。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧