新宇宙船の有人試験延期 航空大手ボーイング開発

共同通信 2024年6月2日 01:52
 ロケットの上部に据え付けられたボーイングの宇宙船「スターライナー」=5月31日、米フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地(AP=共同)
 ロケットの上部に据え付けられたボーイングの宇宙船「スターライナー」=5月31日、米フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地(AP=共同)

 【ケープカナベラル共同】米航空宇宙大手ボーイングが開発中の宇宙船「スターライナー」が1日午後(日本時間2日未明)、フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地から初の有人飛行試験に出発する予定だったが、直前で延期した。原因は不明。米航空宇宙局の飛行士2人が乗り、国際宇宙ステーションとの間を安全に往復できることを示す狙いがある。

 スターライナーは高さ5メートル、直径4・6メートル。5月6日に出発を試みたが予定時刻の約2時間前にロケットの弁に不具合があり延期。弁は交換したが宇宙船にもヘリウム漏れなどが見つかった。安全評価に時間がかかって数日ずつ遅れを繰り返したが飛行は可能だと判断した。

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