知床半島、国立公園指定60年 観光で人気、外来種懸念

共同通信 2024年6月1日 19:06
 一湖の湖面に繁茂するスイレン=2023年7月、北海道・知床半島(知床財団提供)
 一湖の湖面に繁茂するスイレン=2023年7月、北海道・知床半島(知床財団提供)

 北海道・知床半島(斜里町、羅臼町)が国立公園に指定されてから1日で60周年となった。2005年には世界自然遺産に選ばれ、国内外から毎年多くの観光客が訪れる。だが近年、名所の「知床五湖」で外来種の園芸スイレンが繁茂し、在来種への影響や、景観悪化の懸念が浮上。環境省や地元の団体などが駆除に取り組んでいる。

 同省ウトロ自然保護官事務所によると、スイレンは1950年代、地元の人が景観を向上させようと、五湖に持ち込んだ。夏季に最も増殖し、知床連山が逆さに映ることで知られる「一湖」では昨年7月、他の水草とともに湖面の7割超を覆った。

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