韓国拉致家族「再会願う」 現場にモニュメント設置

共同通信 2024年5月24日 18:39
 24日、韓国南西部・仙遊島に設置されたモニュメントを前に写真に納まる韓国人拉致被害者の家族ら(共同)
 24日、韓国南西部・仙遊島に設置されたモニュメントを前に写真に納まる韓国人拉致被害者の家族ら(共同)

 【仙遊島共同】韓国で1977~78年に北朝鮮に拉致された当時の高校生5人の早期帰還を祈願し、統一省は24日、拉致現場の一つ南西部仙遊島の海水浴場にモニュメントを設置した。被害者の一人で日本人拉致被害者の横田めぐみさん=失踪当時(13)=の元夫、金英男さんの家族が除幕式に出席し「一日も早い再会を願っている」と訴えた。

 北朝鮮に抑留されている韓国人拉致被害者は500人以上とされるが、韓国の歴代政権は南北交渉の支障となる拉致問題に積極的に取り組んでこなかった。日本と比べて関心も薄い。尹錫悦政権は、従来の姿勢を転換して北朝鮮の人権侵害の解決を強く訴えており、モニュメント設置はその一環だ。

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