全原発で地盤隆起対応確認 能登半島地震受け、原子力規制委

共同通信 2024年5月24日 15:52
 約4メートルの隆起が確認された石川県輪島市の鹿磯漁港の防潮堤=1月(産総研地質調査総合センター提供)
 約4メートルの隆起が確認された石川県輪島市の鹿磯漁港の防潮堤=1月(産総研地質調査総合センター提供)

 能登半島地震で地盤が大きく隆起したことを受け、全国の原発で想定を超える隆起が起きても原子炉冷却に必要な海水をくみ上げられるかどうか、原子力規制委員会が確認することが24日分かった。最初に関西電力が大飯原発(福井県)で28日に実施する訓練に立ち会い、その後に各地の原発で確認を進める。

 原発では原子炉や使用済み核燃料を冷やすためにポンプで海水をくみ上げている。東京電力福島第1原発事故は津波でポンプが損傷したことが原因の一つだった。規制委が策定した新規制基準は、地震で地盤変動が起きても海水のくみ上げができるよう求めている。

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