「本当に光栄」と奥山大史監督 カンヌ、ある視点部門で初上映

共同通信 2024年5月19日 23:59
 カンヌ国際映画祭のレッドカーペットで写真に納まる奥山大史監督(右端)と出演者ら=19日、フランス・カンヌ(共同)
 カンヌ国際映画祭のレッドカーペットで写真に納まる奥山大史監督(右端)と出演者ら=19日、フランス・カンヌ(共同)
 カンヌ国際映画祭で「ぼくのお日さま」が上映され、スタンディングオベーションを受ける池松壮亮さん(中央右から2人目)ら=19日、フランス・カンヌ(共同)
 カンヌ国際映画祭で「ぼくのお日さま」が上映され、スタンディングオベーションを受ける池松壮亮さん(中央右から2人目)ら=19日、フランス・カンヌ(共同)

 【カンヌ共同】フランス南部で開催中の第77回カンヌ国際映画祭で、斬新な作品を集めた「ある視点」部門に選出された奥山大史監督の「ぼくのお日さま」が19日、上映された。

 登壇した奥山監督は「この劇場でワールドプレミア(世界初上映)を迎えられて本当に光栄です」と喜んだ。出演した俳優の池松壮亮さんは「今日の日に、カンヌに、観客の皆さんに感謝します」と笑顔で話した。

 映画は北国の田舎町が舞台。フィギュアスケートのコーチ荒川(池松さん)と、彼に憧れるスケート少女のさくら、さくらに見とれてフィギュアの練習を始めたタクヤを巡る物語で、淡く切ない一冬の恋を描く。映画の日本公開は9月の予定。

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