奈良に高度生殖医療センター開設 卵巣の凍結保存など最先端治療
奈良県立医大病院(同県橿原市)は、卵巣の凍結保存など最先端治療を提供する「高度生殖医療センター」を開設、9日、記者会見を開いた。日本産科婦人科学会によると、2021年に生殖補助医療で誕生した子どもは約7万人と増加傾向にあり、地域で必要な診療が完結できる機関の開設で多くのニーズに応えられると期待される。
センターは受精卵を培養器の中で観察できる最新の機器を導入。内視鏡を使った手術と体外受精の組み合わせやレーザーを用いた子宮内膜症の治療など高度な治療も一貫して受けられるという。大学病院の強みも生かし着床障害外来も設けた。奈良にはこれまで卵巣の凍結保存や着床前診断ができる施設はなかった。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「医療」記事一覧-
高齢者施設の服薬、昼1回に 学会提言、負担軽減に期待
共同通信 -
対策急務の耐性菌、15種を公表 WHO、研究開発促進
共同通信 -
救急搬送時に受診歴照会 マイナ保険証、3消防で実証事業
共同通信 -
平均寿命50年に4・5年の延び 世界予測、健康寿命は2・6年
共同通信 -
創薬力強化、ドラッグロス解消へ 政府が戦略目標案、希少疾患に光
共同通信 -
人工呼吸器、アラームなしで停止 自主回収、健康被害なし
共同通信 -
腎がん患者7割に日本人特有変異 未知の発がん要因の存在示唆
共同通信 -
介護保険料、平均月額6225円 サービス利用増で最高更新
共同通信 -
独居高齢者6万8千人死亡 自宅で年間、警察庁推計
共同通信 -
塩野義製薬、過去最高の売上高 ゾコーバ減も4350億円
共同通信