核ごみ、玄海町長「悩んでいる」 文献調査で経産相に
原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査を検討している佐賀県玄海町の脇山伸太郎町長は7日、斎藤経産相と同省で面会し「私も大変悩んでいる」と心境を打ち明けた。脇山氏は、調査を受け入れるかどうか月内に判断するとしている。
面会は冒頭のみ公開された。斎藤氏は調査検討への感謝を伝え「既に多くの使用済み燃料が発生し、最終処分は日本社会全体で必ず解決しないといけない」と話した。
終了後に脇山氏は、町議会が調査受け入れを求める請願を採択したことを重視する一方で、処分場を誘致した場合は町民の一部が処分場の上で生活することへの懸念を示した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
多国間枠組みで資金負担を 大型加速器誘致巡り機構長
共同通信 -
振動でアクセルの踏み方指南 EV航続距離伸長へ、日大研究者
共同通信 -
初のAI国際条約採択 欧州評議会、人権保護図る
共同通信 -
福島の汚染水浄化設備、運転再開 トラブル相次ぎ全作業点検
共同通信 -
月面に「天文台」設置へ JAXA、28年の観測目指す
共同通信 -
雄イカの繁殖方法、誕生日が決定 戦う派か非戦派か、東京大研究
共同通信 -
コロナ感染者、前週比1・22倍 2月発表以来の増加
共同通信 -
6回目の処理水海洋放出を開始 東電、6月4日まで7800トン
共同通信 -
ロシア、宇宙の核兵器を研究か 22年に衛星打ち上げ、米紙報道
共同通信 -
オープンAIと掲示板提携 米レディット、データ活用
共同通信