赤ちゃんポスト、10日で17年 院長会見、新規開設に「覚悟を」
熊本市の慈恵病院で親が育てられない乳幼児を匿名で受け入れる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)の運用開始から10日で17年となるのを前に、蓮田健院長が7日、病院で記者会見した。東京都墨田区などでも赤ちゃんポスト開設を模索する動きがあることについて「資金を集めればできるものではなく、行政のお墨付きが必要。首長ら政治家の覚悟が求められる」と語った。
慈恵病院はゆりかごのほか、病院以外に身元を明かさずに出産する「内密出産」も導入。
蓮田氏は「預けられた子が成長するにつれ、出自の開示をどうするべきかなど、新たな課題も生まれている」と話した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「医療」記事一覧-
東京、無痛分娩に10万円助成へ 10月から、子育て支援策として
共同通信 -
立民、介護職の処遇改善へ法案 人材確保「危機的状況」
共同通信 -
外来診療混雑、感染対策を インフル報告最多で厚労相
共同通信 -
沢井、タミフル後発薬の供給停止 インフル流行で製造追いつかず
共同通信 -
「インシデント隠蔽」投稿 千葉大病院看護師か、内部調査
共同通信 -
呼吸器感染「予想の範囲」 中国の状況にWHO
共同通信 -
米国で鳥インフルエンザ初の死者 南部ルイジアナ州で、高齢の患者
共同通信 -
中国、呼吸器感染症が拡大 インドでも確認、ベトナムは注視
共同通信 -
付き添い入院、寝具費を補助 親負担軽減へ初の支援策
共同通信 -
酒に「がんのリスク」表示を 米国の医務総監が勧奨
共同通信