大飯3号機が営業運転再開 福井の関電原発
関西電力は2日、大飯原発3号機(福井県おおい町)が2月からの定期検査を終え、営業運転を再開したと発表した。4月に原子炉を起動させ、最終段階となる調整運転を行っていた。
定検では、燃料集合体の193体のうち、73体を取り換えた。原子炉格納容器内で発生させた蒸気をタービンに送る主蒸気管の放射線量の上昇を高感度で検知する装置や、放射性物質を含む1次系で非常時に圧力が上昇し過ぎるのを防ぐ加圧器安全弁も交換した。
大飯3号機は、1991年に営業運転を開始した。次回の定検は来年6月の予定。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
玄海原発で点検遅れ 非常用発電機の動作確認
共同通信 -
北日本「海洋熱波」で昨夏猛暑に 雲少なく日射増、英科学誌発表
共同通信 -
老化卵子の染色体異常解明、理研 マウス実験、流産メカニズム理解
共同通信 -
原発の処理水放出「基準に適合」 IAEA、2回目報告書
共同通信 -
女川原発、再稼働11月に延期 東北電力、仮設倉庫の撤去遅れ
共同通信 -
帯状疱疹、65歳に定期接種 厚労省部会、ワクチン支援で案
共同通信 -
コスモス国際賞に英博士 生物保全科学の先駆者
共同通信 -
JR東海社長、水位低下で釈明 「原因究明考えた」、リニア工事
共同通信 -
規制委、東電と意見交換 デブリ取り出し安全確保で
共同通信 -
知床基地局を整備する影響照会 ユネスコ、日本政府に
共同通信