詩や絵画創作の星野富弘さん死去 手足が不自由、口に筆くわえ

共同通信 2024年4月30日 17:11
 星野富弘さん(富弘美術館提供)
 星野富弘さん(富弘美術館提供)

 手足が不自由で、口にくわえた筆で詩や絵画を創作する星野富弘(ほしの・とみひろ)さんが4月28日午後6時32分、呼吸不全のため群馬県みどり市の病院で死去した。78歳。群馬県出身。後日、お別れの会を開く。

 中学校の教諭だった1970年、クラブ活動の指導中の事故で首から下の身体機能を失った。入院中、見舞いにもらう手紙への返事を書きたくて、口で筆をくわえて字を練習。次第に詩や絵画を創作するようになった。

 四季の草花の水彩画に詩を添える作風で知られ、国内外で多数の個展を開いた。出身地のみどり市東町と、熊本県芦北町に名前を冠した美術館がある。2006年に群馬県の名誉県民となった。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「文化・芸能」記事一覧