核ごみ調査、5月1日に申し入れ 佐賀・玄海町に経産省

共同通信 2024年4月30日 20:52
 九州電力玄海原発(奥)が立地する佐賀県玄海町=4月
 九州電力玄海原発(奥)が立地する佐賀県玄海町=4月
 佐賀県玄海町役場=4月
 佐賀県玄海町役場=4月

 経済産業省は30日、佐賀県玄海町に対し、原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査の実施を5月1日に申し入れると発表した。玄海町議会が4月26日に原発立地自治体として初めて調査受け入れを求める請願を採択したことを受けた措置。経産省幹部が脇山伸太郎町長を訪問し、斎藤健経産相の名前で申し入れる。

 文献調査の実施は市町村から応募するか、国の申し入れに応じることで始まる。脇山町長は5月中に可否を判断する意向を表明しており、国の姿勢を示し、地元が受け入れやすい環境を整える狙いがある。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧