健康被害、半数に基礎疾患 大阪市、紅こうじ症例解析
小林製薬の「紅こうじ」サプリメントによる健康被害問題で、本社がある大阪市は26日、2度目の対策本部会議で、抽出した健康被害約300例を簡易解析した結果を報告した。健康被害を訴えた人の約半数に基礎疾患があった。またほとんどは指定された量を使用しており、過剰摂取とみられるケースはほぼなかった。
市は4月12日までに調査が完了した被害者情報から症例を抽出。基礎疾患の中でも、高血圧症や脂質異常症を持っている人が多かったという。
市は3月27日、「紅麹コレステヘルプ」など3商品の回収を命令。原因究明などを行う対策本部を立ち上げていた。
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