機能性食品の在り方を初議論 信頼性確保へ改善点探る
小林製薬(大阪市)の「紅こうじ」サプリメントによる健康被害問題を受け、消費者庁は19日、機能性表示食品制度の在り方を巡る専門家検討会の初会合を開いた。制度の信頼性を確保するためにどのような改善が必要か、検討会の意見を踏まえ、政府は5月末をめどに方向性を取りまとめる方針だ。
検討会は消費者安全調査委員会で委員長を務める中川丈久神戸大大学院教授を座長に、医療関係者ら約10人で構成される。消費者庁によると初会合では安全性や機能性の評価、生産や製造、品質管理、健康被害情報の報告の流れといった一連の仕組みを確認し、次回以降の検討課題を整理した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「医療」記事一覧-
iPSで「心臓周皮細胞」 新たな心不全治療の開発も
共同通信 -
「今の保険証残して」抗議 マイナ巡り医療関係者ら
共同通信 -
血液がん遺伝子検査が実用化 網羅的に解析、診断に有用
共同通信 -
介護費用、11兆5139億円に 高齢化で最多更新、23年度
共同通信 -
緊急避妊薬、試験販売284薬局 さらに増加見通し、処方箋なし
共同通信 -
無床診療所の使用、審議差し戻し 中絶薬、医会の慎重論で
共同通信 -
移植見送り調査結果公表 厚労省、有識者で対応検討
共同通信 -
アルツハイマー病、米の新薬承認 イーライリリーの「ドナネマブ」
共同通信 -
精神科の訪問看護、見直しへ 過剰請求受け、厚労省が実態調査
共同通信 -
23年の臓器移植見送り509人 医療機関態勢整わず、厚労省調査
共同通信