イラン領に限定反撃検討か イスラエル、国外拠点も

共同通信 2024年4月17日 16:18
 イスラエル軍が公開したイラン製とされる弾道ミサイル=16日、イスラエル南部(ロイター=共同)
 イスラエル軍が公開したイラン製とされる弾道ミサイル=16日、イスラエル南部(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル戦時内閣は16日、3日連続でイランによる攻撃への対応を協議した。米CNNテレビは、イスラエルがイラン領内への限定的な反撃を検討していると報道。米NBCテレビは被害が小規模にとどまったことで、イスラエルに隣接するシリアやレバノンを拠点とする親イラン勢力を狙うことも視野に入れていると伝えた。

 イスラエルメディアによると、ドイツのベーアボック外相、英国のキャメロン外相がイスラエルを訪問し、ネタニヤフ首相と会談する予定。紛争拡大の回避に向けて抑制的な対応を求める見通しで、外交攻勢が活発化している。先進7カ国(G7)も17~19日にイタリア・カプリ島で外相会合を開き、情勢の沈静化に向けた方策を話し合う。

 サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は16日の声明で、米政府が数日中にイランへ新たな制裁を科すと表明し、同盟国などにも制裁の発動を要求。中東地域の防衛態勢の強化も含む「絶え間ない圧力」を加え、イランの軍事能力を封じ込めると強調した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧