「猿橋賞」に京大・緒方芳子教授 量子の世界を数学的に研究
![「猿橋賞」受賞が決まり、記者会見する京都大数理解析研究所の緒方芳子教授=15日午後、東京都内](/sites/default/files/images/newspack/2024-04PN2024041501001280.-.-.CI0003.jpg)
優れた女性科学者をたたえる「猿橋賞」の今年の受賞者に、京都大数理解析研究所の緒方芳子教授(47)を選んだと、主催団体「女性科学者に明るい未来をの会」が15日、発表した。量子力学によって、さまざまな現象を数学的に理解する研究に貢献した。
緒方さんは、限りなく小さな量子の世界の法則を使い、実験室で観測される結果や日常的に見られる現象を説明する研究に尽力した。
記者会見で、若手の女性研究者へのメッセージを聞かれた緒方さんは「私が知っている若い女性研究者はとても立派」と述べ、「彼女らの講演を聴いて自分が元気になっている。そういう人がこれから増えたらうれしい」と話した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
核ごみ直接処分でも技術活用可能 専門家「政策転換を視野に」
共同通信 -
島根2号機、地元首長と意見交換 規制委「現行基準で適切な審査」
共同通信 -
玄海原発で点検遅れ 非常用発電機の動作確認
共同通信 -
北日本「海洋熱波」で昨夏猛暑に 雲少なく日射増、英科学誌発表
共同通信 -
老化卵子の染色体異常解明、理研 マウス実験、流産メカニズム理解
共同通信 -
原発の処理水放出「基準に適合」 IAEA、2回目報告書
共同通信 -
女川原発、再稼働11月に延期 東北電力、仮設倉庫の撤去遅れ
共同通信 -
帯状疱疹、65歳に定期接種 厚労省部会、ワクチン支援で案
共同通信 -
コスモス国際賞に英博士 生物保全科学の先駆者
共同通信 -
JR東海社長、水位低下で釈明 「原因究明考えた」、リニア工事
共同通信