川辺川ダム、環境配慮と評価 熊本知事、アセス意見で
![記者会見する熊本県の蒲島郁夫知事=12日午前、県庁](/sites/default/files/images/newspack/2024-04PN2024041201000991.-.-.CI0003.jpg)
国が熊本県の川辺川に計画中の流水型ダムを巡り、国土交通省がまとめた環境影響評価(アセスメント)準備書相当の「準備レポート」に対し、蒲島郁夫知事は12日、「環境に極限まで配慮されたもので、清流を守ることにつながる」などと評価した知事意見をまとめ、提出した。アセス手続きで、知事が意見を示すのは今回が最後となる。
知事意見は、ダム建設に関して「現状の環境を保全するだけでなく、山林の回復などを含めた流域の環境復元も望まれる」とも指摘した。
蒲島氏は2008年、ダム建設計画の白紙撤回を表明したが、球磨川流域で50人が犠牲となった20年7月豪雨を受け、方向転換した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
核ごみ直接処分でも技術活用可能 専門家「政策転換を視野に」
共同通信 -
島根2号機、地元首長と意見交換 規制委「現行基準で適切な審査」
共同通信 -
玄海原発で点検遅れ 非常用発電機の動作確認
共同通信 -
北日本「海洋熱波」で昨夏猛暑に 雲少なく日射増、英科学誌発表
共同通信 -
老化卵子の染色体異常解明、理研 マウス実験、流産メカニズム理解
共同通信 -
原発の処理水放出「基準に適合」 IAEA、2回目報告書
共同通信 -
女川原発、再稼働11月に延期 東北電力、仮設倉庫の撤去遅れ
共同通信 -
帯状疱疹、65歳に定期接種 厚労省部会、ワクチン支援で案
共同通信 -
コスモス国際賞に英博士 生物保全科学の先駆者
共同通信 -
JR東海社長、水位低下で釈明 「原因究明考えた」、リニア工事
共同通信