大学生が納豆容器をデザイン 折り畳み式、環境にも配慮

共同通信 2024年4月8日 06:01
 千葉大工学部の学生がデザインした納豆向け折り畳み紙パック容器(田内隆利准教授提供)
 千葉大工学部の学生がデザインした納豆向け折り畳み紙パック容器(田内隆利准教授提供)

 かきまぜやすく、手がべたつくこともなく、環境にもやさしい―。千葉大工学部の学生らが、納豆向け折り畳み紙パック容器をデザインした。食品メーカーにアピールし、実用化を模索したい考えだ。

 紙パックは、中身を入れて畳まれた状態では納豆菌の活動を維持する通気性を残しつつ、乾燥を防げる。開けば側面が立ち上がって容積が大きくなり、箸でかき回しやすくなる。助言を求めた納豆メーカー社員からも好評価を得られたという。

 円柱形やコーヒーフィルター形など、さまざまなデザインで試作。広げて手にしたときの安定感などを追求した。

 昨年、日本デザイン振興会が主催するグッドデザイン・ニューホープ賞に出品し、入選した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧