米歌手ら音楽界でのAI制限要請 「創造力冒涜」200人公開書簡

共同通信 2024年4月4日 04:53
 スティービー・ワンダーさん(ゲッティ=共同)
 スティービー・ワンダーさん(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】米国で活躍する200人以上の人気歌手らが3日までに公開書簡で、音楽界での人工知能(AI)の使用は「人間の創造力に対する冒涜」だとして、IT企業などに音楽を生成するAIの開発を制限するよう求めた。グラミー賞受賞者のスティービー・ワンダーさんやビリー・アイリッシュさんが名を連ねた。

 書簡は一部の大手企業が本人たちの許可を得ずに歌手の歌声などをAIに学習させて大量の作品を生み出し、人間の仕事を奪おうとしていると指摘。業界で働く人々が壊滅的な打撃を受けると警告し、「搾取的な使用」から歌手らを守る必要があると強調した。

 音楽界では一方でAI技術活用の試みも広がっている。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「文化・芸能」記事一覧