熊本ヴォルターズ、クラブハウスを整備へ バスケ男子B2 桜十字Gが1億1千万円投入 熊本大渡鹿体育館を賃借、改修
バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)熊本ヴォルターズを運営する熊本バスケットボールは2日、熊本市中央区の熊本大渡鹿体育館を賃借してクラブハウスとして利用すると発表した。筆頭株主の桜十字グループが約1億1千万円を投じて改修し、7月からチームが優先的に利用する。
熊本バスケットボールと桜十字グループ中核の医療法人桜十字、熊本大の3者が熊本市内で記者会見し、明らかにした。
渡鹿体育館は1967年完成。鉄筋コンクリート2階建て延べ床面積約990平方メートル。改修でコートに空調を整備するほか、トレーニングルームやロッカールームも設ける。熊本大の学生も利用できる。
熊本大は大学施設の命名権(ネーミングライツ)を付与する法人を募集しており、熊本バスケットボールが渡鹿体育館の命名権も取得した。施設名を「VOLTERS GX」とする。賃借と命名権の契約はいずれも1日から5年間。金額は「非公表」としている。
チームにはこれまで練習拠点がなく、益城町総合体育館などを一般利用していた。Bリーグは2026年に始めるトップカテゴリー「Bプレミア」の参入条件に、ロッカールームなどを備えた練習場の確保を求めている。
熊本バスケットボールの湯之上聡社長は「チーム強化に向け、非常に大きな一歩。選手を勧誘する上でも良いアピール材料になる」と話した。(宮﨑達也)
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