「孤立」防ぐも、未受診8割 慈恵病院「内密出産」2年で21事例 安全性、出自開示 課題なお
一部の関係者のみに身元を明かして出産する「内密出産」に国内で唯一取り組む慈恵病院(熊本市西区)が昨年末、2021年12月の初事例から2年間の計21事例について、詳細を公表した。全ての女性が慈恵病院で出産し、自宅などで産む危険な「孤立出産」...
残り 1890字(全文 2010字)
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツTHEMES
こうのとりのゆりかご-
「内密出産」初事例から3年で計38件に 九州以外が6割超 熊本市の慈恵病院
熊本日日新聞 -
妊娠悩み相談は計2113件 熊本県や市、慈恵病院の24年度上半期 「思いがけない妊娠」が最多
熊本日日新聞 -
「ゆりかご」一定の匿名性を容認 熊本市の専門部会、慈恵病院の質問状に回答
熊本日日新聞 -
「ゆりかご」や内密出産の出自情報開示、18歳目安に検討 「知る権利」検討会が最終会合 12月末までに報告作成へ
熊本日日新聞 -
母親の情報開示を巡り議論 熊本市の慈恵病院で第10回検討会、年内にも報告書とりまとめ
熊本日日新聞 -
「子ども大学」地域へ広がり 1年目終了、出張講義も 「ゆりかご」公表の宮津さんが理事長
熊本日日新聞 -
「ゆりかご」運営の慈恵病院(熊本市)に民間団体が88万円寄付
熊本日日新聞 -
生い立ち知る大切さ共有 「真実告知、身近な人から伝えて」 熊本市で里親研修大会
熊本日日新聞 -
「ゆりかご」や内密出産、真実告知の在り方など議論 熊本市の慈恵病院で第9回検討会
熊本日日新聞 -
内密出産とゆりかご、受け入れ先が決まらない子ども増加 慈恵病院の蓮田院長「養育先、早く見つけて」
熊本日日新聞
STORY
連載・企画-
移動の足を考える
熊本都市圏の住民の間には、慢性化している交通渋滞への不満が強くあります。台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出などでこの状況に拍車が掛かるとみられる中、「渋滞都市」から抜け出す取り組みが急務。その切り札とみられるのが公共交通機関の活性化です。連載企画「移動の足を考える」では、それぞれの交通機関の現状を紹介し、あるべき姿を模索します。
-
学んで得する!お金の話「まね得」
お金に関する知識が生活防衛やより良い生活につながる時代。税金や年金、投資に新NISA、相続や保険などお金に関わる正しい知識を、しっかりした家計管理で安心して生活したい記者と一緒に、楽しく学んでいきましょう。
※次回は「多様な決済方法」。12月6日(金)に更新予定です。