銀河の「目」ぎょろり 米、ウェッブ宇宙望遠鏡が観測

共同通信 2024年1月30日 09:28
 ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で観測した、とけい座の棒渦巻き銀河「NGC1512」(NASAなど提供・共同)
 ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で観測した、とけい座の棒渦巻き銀河「NGC1512」(NASAなど提供・共同)

 【ワシントン共同】米宇宙望遠鏡科学研究所は29日、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で詳細観測した太陽系に近い銀河の画像19枚を公開した。とけい座の棒渦巻き銀河「NGC1512」の中心部は、3千万光年向こうから地球を凝視する目のよう。ガスやちりが作る網の目のような構造が取り囲んでいる。

 人には見えない赤外線を捉えた。波長の短い赤外線に青、長い赤外線に赤を割り当てた。中心部は活発に星が生まれた領域。ガスやちりでできたオレンジ色の雲の中には成長途中の星も確認できるという。

 地上や宇宙のさまざまな望遠鏡を使い、太陽系から比較的近くにある銀河を観測する国際計画「PHANGS」の一環。

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