火星ヘリ、翼損傷で運用終了 米、想定超え72回飛行

共同通信 2024年1月26日 08:38
 2023年8月、火星探査車パーシビアランスから撮影したインジェニュイティ(NASA提供・共同)
 2023年8月、火星探査車パーシビアランスから撮影したインジェニュイティ(NASA提供・共同)

 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は25日、火星で運用していたヘリコプター「インジェニュイティ」の飛行を終えたと発表した。18日の飛行で翼が損傷したため。2021年2月に火星に到着し、4月に地球以外の惑星で初の動力飛行に成功。飛行回数は当初想定の5回を大きく超え、72回に上った。

 火星の大気は地球の1%ほどと薄く、この中でヘリが飛べるのかどうかは将来の惑星探査に向けた課題の一つだった。インジェニュイティは機体を軽くし、プロペラの回転を高速にすることで浮上に成功した。名前は英語で独創性を意味する。

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