女川原発事故想定し訓練、宮城県 再稼働準備進む中、住民参加

共同通信 2024年1月20日 12:05
 女川原発の事故を想定した防災訓練で、バスで避難所に到着した女川町の住民ら=20日午前、宮城県栗原市
 女川原発の事故を想定した防災訓練で、バスで避難所に到着した女川町の住民ら=20日午前、宮城県栗原市

 宮城県は20日、東北電力女川原発(女川町、石巻市)から放射性物質が外部に漏れた重大事故を想定した防災訓練を行った。同原発2号機で再稼働へ向けた準備が進む中、周辺の7市町の住民約200人と関係機関が参加して、避難計画に基づいた退避行動を確認する狙い。

 訓練では三陸沖を震源とする最大震度6強の地震が発生し、大津波警報が発令。女川原発2号機が外部電源の喪失などで炉心損傷し、放射性物質が放出されたと想定した。

 原発から30キロ圏内の住民らが自家用車やバス、陸上自衛隊のヘリコプターなどで避難所へ向かった。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧